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Archaeology & Culture

カンボジアの古代アンコール王朝の謎を解明する

クメール王朝の人たちは気候変動にどのように対処したのでしょう?彼らの柔軟な回復力は現在の私たちに何を教えてくれるのでしょう?


The facts

調査の重要性

Why the research is important

This is the first study of its kind to examine daily life of the non-elite people who existed during the Angkorian and post-Angkorian periods.

アンコール王朝には産業革命以前では世界最大の都市がありました。しかし、度重なる干ばつとモンスーンによる洪水は都市の複雑な治水ネットワークの限界を超えてしまいました。それにも関わらず、この地が完全に見捨てられたことは一度もありませんでした。このような過酷な気象条件のもとで人々はどのように生き抜いたのでしょう?

Chimpanzee

Overhead view of large excavation trench at Angkor Wat.

カンボジアはメコン川流域にあり、この地域はこれまでも干ばつ、森林破壊、地形崩壊など気候変動による深刻な被害を受けています。このような様々な環境の不安定さは、どれもアンコールに住む人々にとっては身近なものでした。何世紀もの間に彼らは予測不能な自然環境に合わせて順応する戦略をあみ出したのです。

Chimpanzee

Excavate for archaeological remains at Angkor Wat.

研究者は庶民の日常生活を調べることで、このような環境変化ならびに個人、世帯、コミュニティーが回復力を維持するために用いた戦略に関する科学的知識を増やそうとしています。

さらに研究者は、APSARA局(アンコール考古学公園の保全を担当するカンボジア管理局)の地元カンボジア人考古学者と王立美術大学の考古学専攻の学生たちと共に、危機に際して人々の持続力を維持するため、気候および環境への対応策と人々が日常的に行う適応策の立案に役立てようと活動しています。

調査地

Angkor Archaeological Park, Siem Reap Province, Cambodia, Asia

フィールドの日課

Itinerary

This is a summary:

研究者

MEET THE LEAD SCIENTIST

Miriam
Stark
Professor, Department of Anthropology University of Hawai’i at Mānoa

ABOUT Miriam Stark

ミリアム・スターク博士は、ハワイ大学マノア校人類学部の教授です。博士はカンボジアの広域アンコールに焦点を絞って東南アジアの考古学を研究しています。

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宿泊施設と食事

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