3189

Wildlife & Ecosystems

オリンピック半島の鳥のさえずり

オリンピック半島の広大な大自然の中をハイキングして、地域社会の繁栄と野生生物の生息地保全のバランスのとり方を探す調査です。


The facts

調査の重要性

Why the research is important

The bird calls and habitat data you’ll collect will provide key information about the health of the ecosystems and the sustainability of different forest management styles.

持続可能な森林管理は地球規模の緊急課題です。生態系の健全さだけでなく周辺の地域社会の経済的福祉のレベルをも最大にするため、研究者が包括的手法を試すのに手を貸してください。

すでに世界中で森林の面積はかつての数パーセントにまで縮んでしまいました。人間活動が拡大し続けるにしたがって、森林管理はますます難しくなっています。森林管理の伝統的手法は生態系か収益性か、どちらか一方に焦点を合わせているので、その結果、保護森林と野生生物の生息地には適さない集中管理された森林とのパッチワークになってしまいます。このような森林の周辺で森林から生活の糧を得ている住民や地域社会も、保全という難問の欠かせない要素です。このプロジェクトでは住民も生態系の一部として認識し、生態系の健全さと隣接する地域社会の社会経済的福祉を一体化させ、持続可能な森林管理の包括的手法を確立することを目標にしています。

Chimpanzee

A volunteer measures the base of a tree to collect habitat data.

管理方法に対する野生生物の対応は受動的音響モニタリング(PAM)を使ってオリンピック実験用州有林(OESF)全域で鳥の鳴き声を調査することで判定します。11種の指標鳥類種の占有地域が異なる森林タイプごとにどう変化しているかを確認することで、地域ごとの生物多様性と健全さに関する貴重な知見が得られます。

またこの調査は、地域のアメリカ先住民部族、住民、産業、土地資源管理者などの多様な視点や価値観も対象になります。社会経済福祉レベルを判断する指標には、地域の雇用機会、給与、レクリエーション地域の利用状況、人々の健康状態などが含まれます。ボランティアはプロジェクトが影響を及ぼす対象をもっと良く理解するために、地域の部族や環境保護組織、木材産業の代表者と会う機会もあります。

このプロジェクトの目的は、さまざまな利益関係者が持続可能な森林管理をどうとらえているかを見直すことです。ボランティアはこの大自然の滅多に人が訪れない場所をトレッキングして、人間の地域社会と森林生態系の両方の福祉レベルを現在より上げる戦略を見出すことに協力します

調査地

Olympic Peninsula near the City of Forks, Washington State, United States, North America & Arctic

フィールドの日課

Itinerary

This is a summary:

研究者

MEET THE LEAD SCIENTIST

Teodora
Minkova
Natural Resource Scientist, Washington State Department of Natural Resources

ABOUT Teodora Minkova

テオドーラ博士は、ワシントン州天然資源局と協力し、生息地保全などの生態学的価値と木材収入など社会経済的利益を両立させる様々な方法を研究しています。

READ MORE +

MEET THE OTHER SCIENTISTS

宿泊施設と食事

Accommodations and Food