海洋保全

沖縄のサンゴ礁

サンゴ礁ミクロ生態系とサンゴの共生・サンゴの白化と再生機構解明への新たな挑戦 Supported by: 三菱商事株式会社


沖縄のサンゴ礁
Global Coral Reef Conservation Project

近年カリブ海およびオーストラリアのグレートバリアリーフから相次いで海水温の上昇によるサンゴの白化現象が報告されています。サンゴの白化現象は海水温の上昇だけでなく、サンゴ礁の栄養循環、海流、有機物循環、あるいは微生物の働き等が関係していると考えられ、サンゴの白化現象の科学的解明とその対策を明確にするためにはサンゴ礁全体の生命維持機構を知る必要があります。

2016年度は、昨年に引き続き、琉球大学の熱帯生物圏研究センター瀬底実験所を中心に、こうしたサンゴの白化の機構解明とその主要因子等の解明の研究調査を行います。

概要

参加費

25,000円
(宿泊費・滞在費含む。交通費は別途自己負担)

募集人数

最少6人
最大10人
(定員になり次第締め切り)

調査地域

沖縄県国頭郡本部町

現地調査日

2017年
チーム1: 5月26日(金)-29日(月)
チーム2: 8月19日(土)-22日(火)
[3泊4日]

宿泊施設

ホテルモトブリゾート
沖縄県国頭郡本部町字渡久地861-1

ボランティアの役割

(1)サンゴの飼育槽の実験:
サンゴの白化の原因となる褐虫藻が色素をサンゴ体内でどのように失うのか、その際に海水温の上昇・バクテリアの増殖はどの程度影響するのかを、サンゴの飼育槽で実験します。
(2)フィールドでのシアノバクテリアの影響調査
サンゴの白化を促進する可能性があるピコ・ナノプランクトン(シアノバクテリア)の影響調査をフィールド実験で行います。この際、海水中の栄養塩・有機物・酸素・pH等の化学成分やバクテリアを測定調査します。
(3)サンゴ礁の地形・生物分布図の作成
実験海域の瀬底島でサンゴ礁の地形の測量・海水の流れ・サンゴ、海草、砂等の生物分布図の作成を行います。

以上の3つの課題です。これらの調査を3チームに分かれて行います。チームはリーダー、サブリーダー、学生により構成されていて、どれかのチームに参加し、研究者と共に調査研究を行います。作業は、試料採取、採取のための瓶やラベルの準備、実験装置の設置と準備、試料採取後の試料処理(濾過・測定の助手など)、データの整理、後片付けなどです。実験は時には早朝、あるいは夜中まで行われます。

(集合・解散時刻については調査プログラム解説書を参照ください)

◇サンゴ礁保全プロジェクト
 ナショナルジオグラフィック日本版
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/sp/coralreef/project.shtml

研究者の紹介

鈴木 款先生(すずき よしみ)
静岡大学創造科学技術大学院 特任教授
日本サンゴ礁学会会長
アジア・アフリカ環境リーダー拠点育成プログラムリーダー

ABOUT

生物地球化学・物質循環・サンゴ礁化学の研究に従事

カサレト・ベアトリス・エステラ先生
静岡大学大学院 理学研究科 教授
日本サンゴ礁学会編集幹事
国際サンゴ礁学会評議員

ABOUT

海洋生物学・サンゴ礁生態系・物質循環の研究に従事

注意事項

  • 当日の現地までの交通手段と現地到着時間は、調査開始10日前までに事務局にお知らせください。
  • 調査開始10日前で募集最少人数に満たない場合は、開催を中止することがありますので、ご了承ください。
  • 申し込みされた方には中止が決定され次第、ご案内いたします。
  • アースウォッチの国内調査プログラムはボランティア傷害保険に加入しています。
  • アースウォッチの調査プログラムはカーボンオフセットを行っています。