気候変動

魚のゆりかご 東京湾のアマモ

Supported by:BNPパリバグループ


魚のゆりかご 東京湾のアマモ
Seagrass of Tokyo Bay

温帯域の沿岸に見られる海草藻場(アマモ場)は、熱帯のサンゴ礁やマングローブなどと同様に、生産性が高く、さまざまな動植物の生息の場所として、沿岸環境で重要な役割を担っていると考えられます。しかし沿岸における人間の経済活動の拡大に伴い、その分布面積の減少や機能の劣化が心配されています。
私たちは、この重要な沿岸生態系を保全するために、生物群集の構成や変動様式と、さまざまな環境要因の関係を明らかにするための、広域・長期的な研究に取り組みます。海洋生態系は陸上生態系よりはるかに多様な生物が観察されます。私たちの調査では、アマモ・コアマモなどの海草やムラサキイガイなどの二枚貝類をはじめ、日ごろ目にすることが少ないさまざまな生物を間近に観察できます。
これらの生物間のつながり、および環境との関連性を明らかにしていくことにより、生物の多様性が非常に複雑な相互関係で成り立っていることが理解できると思います。近年進行する地球温暖化に代表される環境変動が、沿岸生物群集の変化を通じて沿岸生態系にどのような変化を与えるかについて予測することにより、今後の人間活動を含めた野外生態系のあり方を考える機会になればよいと願っています。

概要

研究分担金

18,000円
(宿泊費・夕食*1、朝食*2、昼食*2を含む。)

13,000円
(宿泊費・夕食*1、朝食*1、昼食*2を含む。)

9,000円
(宿泊費、朝食*1、昼食*1を含む。)
交通費は別途自己負担

募集人数

最少5人
最大10人
(定員になり次第締切)

調査地域

千葉県富津市富津干潟

現地調査日

2016年
6月17日夜20:30~6月19日 [2泊3日]
6月18日08:30〜6月19日[1泊2日]
6月18日20:30〜6月19日[1泊2日]

ボランティアの役割

今回の調査では、アマモ被度調査(植生マッピング)に関連した作業を行います。 東京湾富津干潟に設けた調査区(100m×50m)において、出現する海草類(アマモ、コアマモ)および二枚貝類(ムラサキイガイ)の空間分布を測定します。調査範囲にメジャーを張って1mごとのメッシュに区切り、各メッシュに出現する種類を胴長をはいて徒歩で記録します。

研究者の紹介

仲岡 雅裕先生(なかおかまさひろ)
北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター 厚岸臨海実験所 教授

ABOUT

研究分野は、海洋生態学、特に沿岸生態系の生物多様性の研究

山北 剛久先生(やまきた たけひさ)
独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)技術研究員

ABOUT

研究分野は空間生態学。沿岸や深海に生息する各種が分布する場所を推定し、重要な地形や海域を特定することや、アマモの時間変動と空間パターン形成について研究している。

注意事項

  • 当日の現地までの交通手段と現地到着時間は、調査開始10日前までに事務局にお知らせください。
  • 調査開始10日前で募集最少人数に満たない場合は、開催を中止することがありますので、ご了承ください。
  • 申し込みされた方には中止が決定され次第、ご案内いたします。
  • アースウォッチの国内プログラムはボランティア傷害保険に加入しています。
  • アースウォッチのプログラムはカーボンオフセットを行っています。