助成制度


難波菊次郎基金 (次世代を担う若者のボランティア調査活動を応援します)

アースウォッチ・ジャパン創設者 故難波菊次郎の設立メッセージ


    難波 菊次郎

子供の頃、山や森、田んぼや小川で遊んでいると、突然カエルたちの挨拶にびっくりなんてこと、ありましたよね。でも、最近、めっきりカエルと出会う機会が少なくなったと思いませんか?

いったい、カエルたちはどこへ行ってしまったのでしょうか?
カエルは、水の中から陸までという幅のある変化に富んだ環境を生活域として生息しています。ですから、元来、カエルは環境の変化に強い生物なのです。約3億年前に地球上に現われ、約5千万年前あの恐竜が絶滅したと言われる地球環境の大激変をもラクラクとくぐり抜け、今日まで生き続けてきました。

そのカエルたちが、いつからか、静かに私たちの前から姿を消し始めているのです。このことは、あれほどの環境の大激変にも種を絶やすことなく生きのびてきたカエルたちすら生存が困難になるほど、地球の脆弱な生命圏が悪化しつつあること、さらに、地球という惑星がそこに生息する多くの生命を維持する能力をどんどん失いつつあるという事実を示しています。それは、カエルたちが身をもって示してくれている私たち人類への警鐘なのかもしれません。いま、私たちはようやく気づき始めました。地球環境のこれ以上の劣化を防ぐには、私たちが環境に対してより正確な知識を持ち、その意識を高め、社会生活や日常生活の中で具体的な環境保全の行動を実践していくことが必要です。

社会の価値観は、「モノ」から「ココロ」へと移りつつあります。カエルたちが私たちに与えてくれた示唆、それは、地球上の全ての人々がいまこそ、国や社会、宗教や個人を超えたアーシアン(Earthian=地球人)として広い視野を持って考え、行動することだと、アースウォッチは考えます。


アースウォッチは僅かなお金と、時間と体力とやる気があれば誰にでも参加でき、世界の各地で世界的な研究者をリーダに、広大な自然を舞台に繰り広げられるフィールドワークを手伝います。
未知なる冒険、ボランティア仲間との共同作業と生活など、わくわくするような非日常的な体験を通じて数多くのことを知り、学び、そして楽しみます。

その研究調査の成果が外部にきちんとレポートされ自分の努力が貴重な研究の一端を担っていることを知ります。そしてフィールドでの経験が自分の日常生活や環境問題について少しでも考え直す契機となります。
この素晴らしい活動を日本を中心にアジアに広め、地球の諸問題やその潜在力についての学習に参加し貢献出来る新しい機会をもたらすことを目的としてアースウォッチ・ジャパン (Earthwatch Japan) が発足しました。

難波菊次郎基金は若者を応援します

難波菊次郎基金は、アースウォッチ・ジャパン創設者、故難波菊次郎を顕彰し、アースウォッチの海外調査プログラムでの体験を活かし、社会に貢献する熱意と積極性のある若者を支援するために設立されました。

支援内容:

アースウォッチの海外調査プログラム参加の為の研究分担金(10万円限度)

  海外調査プログラムの詳細

参加者にしていただくこと:
1.参加の手引きにそって準備をし、調査に参加してください。

  海外調査プログラム参加の申し込みと手続きについて

2. 体験報告書、調査地で撮影した写真の提出
調査参加後1ヶ月以内に体験報告書と参加時の写真を提出してください。体験報告書はアースウォッチ・ジャパンのホームページに掲載し、写真も広報活動に使用させていただくことがあります。予めご了承ください。

応募要領

募集対象:

18歳から35歳までの生態系・海洋・気候変動をテーマとする研究や活動に取り組む若者。
 例:高校生、大学生、大学院生、短期大学生、専門学校生などの学生。

野外調査の研究者、理科の教師(小、中、高校の教員)、水族館・動物園の飼育係、博物館の教育スタッフ、森林レンジャーなど。
※応募締め切り当日に既定の年齢条件にあてはまることとします。

募集
随時募集しています。

応募方法:
こちらの 応募フォームに必要事項を記入の上、下記の論文を添付して、事務局あて提出してください。
<論文>
テーマ:「私の研究(活動)とアースウォッチ」
生態系・海洋・気候変動などをテーマとして現在ご自身が実践されていることと、アースウォッチ・ジャパンの趣意はどのようにかかわりあっているか、また、ご自身の活動に調査プログラムの参加経験をどのように生かそうと考えるかを具体的にお書き下さい。
字数:800字~1,000字以内(A4縦用紙横書き)
(参考)アースウォッチ・ジャパン設立の趣旨

○問合せ先:認定NPO法人アースウォッチ・ジャパン 難波菊次郎基金係
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学大学院農学生命科学研究科 フードサイエンス棟4階
Tel:03-6686-0300  Fax:03-6686-0477  e-mail: info@earthwatch.jp

選考方法および結果の通知:
難波菊次郎基金選考委員会において書類選考を行い、応募者に対して選考結果を文書にて通知します。なお、お問い合わせいただいても選考理由についてはお答えできません。
また、論文は返却いたしませんのでご了承ください。

参加調査プログラム:
選考に合格した方は、合格通知を受け取ってから1か月以内に希望の調査プログラムを事務局に提出していただきます。参加できる調査は合格通知を受け取ってから1年以内に開催される海外調査プログラムです。
アースウォッチ本部が開催する海外調査プログラムからご興味のある調査を選んでください。ただし、参加を希望されるチームが既に定員に達している場合など、必ずしもご希望どおりにならないことがあることをご承知おきください。

調査プログラムの取消と変更:
調査プログラムの参加申込書提出後の取消・変更には、以下の違約料が発生します。違約料は応募者の負担となりますのでご注意ください。

海外調査プログラムの取消と変更料