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Wildlife & Ecosystems

モンゴル大草原の野生動物

モンゴルのステップに生息する野生動物の行動、生息地、必要条件などについて、私たちは何を学ぶことができるのでしょう?


The facts

調査の重要性

Why the research is important

This magnificent region of semiarid grasslands and rocky outcrops is one of the best hopes for wildlife in central Asia.

多くの哺乳類、鳥類、爬虫類を保護し、彼らを育んでいる生息環境を保全するには注意深い管理が必要になります。

特に他の中央アジアの国々に比べ、モンゴルには豊かな多様性を持つ野生動物が生息しています。666㎞四方の広さの草原とステップから成るイフ・ナルティーン自然保護区には、モンゴルに生息する多くの野生動物種が生息しています。しかし、保護区の境界内でさえ、イフ・ナルティーンの動物たちは密猟、違法な鉱物採掘、過放牧などの脅威に直面しています。地方当局はモンゴル州政府の代わりに保護区を管理していますが、積極的な管理方法を実施する情報資源が不足しています。

Bird of Prey, Mongolia

Few people get the opportunity to view Mongolia’s wildlife, because many species remain very shy and inhabit inaccessible areas.

半乾燥した草原と岩だらけの荒野が広がる、この壮大な地域は、中央アジアの野生動物にとって最適な最後の砦に数えられています。本来の生息地全域で脅威に直面しているアルガリヒツジ、ヒメチョウゲンボウ、クロハゲワシ、その他の動物たちは、ここで安住の地を見つけ、数を増やしています。優雅なモンゴルガゼルとコウジョウセンガゼルの群れは保護区全域を自由に歩き回っています。ここ数年、アースウォッチの調査チームは、巨大な丸まった角を持つ世界最大のヒツジで“絶滅の恐れのある”アルガリヒツジなど、地域の野生動物を調査し、保護するために活動してきました。チームの活動は素晴らしい成果を生み、調査結果は保護区で改善された保全管理政策を推進するために利用されてきました。また、チームの調査対象は他の数種にまで拡大しています。

調査地

Ikh Nart Nature Reserve, Dornogobi Aimag, Mongolia, Asia

フィールドの日課

Itinerary

This is a summary:

研究者

MEET THE LEAD SCIENTIST

Ganchimeg (Gana)
Wingard
Denver Zoo Mongolia Program Director

ABOUT Ganchimeg (Gana) Wingard

なぜモンゴルの調査を?モンゴルの人間と動物を本当に理解しようとするなら、モンゴル人の過去と野生生物種の両方をもっと体系的に調査する必要があります。アルガリヒツジに関する最近の論文の中でウィンガード氏と共著者は次のように書いています。「山岳性有蹄類の個体数と生息密度の推測が統計学的に正しい方法で実施されることはめったにありません。山岳ヒツジが生息するゴツゴツした斜面、群れで暮らしていること、比較的低い生息密度、個体識別の難しさなど、これらすべての要素が厳密な個体数の論理的推測を困難にしています。通常、そのままの測定数(未較正の数)が報告され、しばしば、それらの欠点が認められるにもかかわらず、めったに偏向値が定量化されることはありません」。

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宿泊施設と食事

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