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Wildlife & Ecosystems

ブラジルの野生生物と森林再生

かつて広大だったブラジルの大西洋岸森林は、現在、元の大きさの6分の1以下にまで減少してしまいました。哺乳類がこの新たに生まれた生息地にどのように順応しているのかを調査して、研究者が地域の森林を再生するのに手を貸してください。


The facts

調査の重要性

Why the research is important

Mammal communities have profound impacts on ecosystems and can directly affect human societies.

気候変動が引き起こす影響が強まるにつれ、森林と動物の個体数の回復力を高めることがかつてないほど重要になっています。この調査は、今後数十年にわたって中南米の森林が持続力と生物多様性を確実に維持するのに役立ちます。

国際連合によれば、南米の熱帯生態系は、気候変動に最も影響を受けている地域に数えられています。地域の約22%、地球上の森林全体の約27%を占めている中南米の森林は、局地と地域の気候に大きな影響を与え、地球規模の炭素収支で重大な役割を担い、地域のあらゆる動植物の大多数を育み、経済的にも国内と国際市場で非常に重要な存在になっています。

Chimpanzee

Volunteers measure the body length of a Southeastern Four-eyed Opossum.

これほど重要であるにも関わらず、森林は劇的に減ってしまいました。自生植物の生息地は11.6%しか残っておらず、現存する森林地域は極端に断片化して互いの距離も離れています。その結果、これらの森林は気候変動による被害を受けやすくなり、森林で生計を立てている多くのブラジル人にも影響を与えています。

森林再生の取り組みは失われた森林の回復を目指してきましたが、森が再生しても、はたして本当に元の植生と同様の生態系サービスと機能が回復するのかは不明です。哺乳類は、多種多様な生物種間で起きる様々な相互作用の調整役を演じているので、哺乳類個体群の健全さは生態系全体の健康状態の指標として使うことができます。どの程度植生が回復したら哺乳類の多様性が回復するのかという理解が深まれば、植林された地域の長期にわたる健康状態と持続可能性に関するデータが得られます。

この調査は、グアピアク自然保護区の管理計画に直接貢献します。私たちが世界中の森林の管理と回復を目指して活動する上で非常に重要なのが、その工程の管理と生態系機能を回復させる最善の方法の情報です。

調査地

Reserva Ecológica de Guapiaçu- REGUA, Cachoeiras de Macacu, Rio de Janeiro, Brazil, South America

フィールドの日課

Itinerary

This is a summary:

研究者

MEET THE LEAD SCIENTIST

Manoel
Muanis
Lead Scientist, Earthwatch Institute, Researcher, Universidade Federal do Rio de Janeiro

ABOUT Manoel Muanis

マノエル・ムアニス博士は、哺乳類の分布が森林再生の取り組みからどのような影響を受けているのかをグアピアク自然保護区の森林で調査しています。

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