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Climate Change

気候変動調査:アカディア国立公園の海から樹木まで

国の宝とも言える地域は気候変動の影響でどのように姿を変えているのでしょう?アカディア国立公園でその手掛かりを探す研究者に手を貸してください。


The facts

調査の重要性

Why the research is important

Help researchers add to over 120 years of data, revealing how our reliance on fossils fuels is affecting one of America’s most beautiful places.

大気中の炭素の増加大は温暖化と海洋の酸性化を促進しています。また、様々な生物種が互いに相手の資源や働きに依存し合うタイミングにもズレが生じ始めています。

アカディア国立公園で自然環境を詳細に観察してください。ボランティアは温暖化、水銀汚染、海洋の酸性化という3種の現象が動植物、陸上、池の中、潮間帯に与える影響を調べます。

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A team member collects a soil sample.

現在、気温と降水量の変化が花の開花時期と、その後の結実時期を変える要因になることが明らかになっています。このような変化が次々に起きれば、主要な受粉者が訪れる前に花が開花し、鳥が果実を必要としている時期に実を見つけるのが困難になるような状況が起きる可能性があります。これらは“生態学的不一致”と呼ばれ、研究者は正に今、この不一致が自然界にどのような意味を持つのかを解明し始めたところなのです。

石炭の燃焼も池に水銀を蓄積させ、食物連鎖を通して影響を与えます。定義上、トンボの幼虫(ヤゴ)は空中を素早く飛び回る捕食者である成体の未成熟個体ですが、この”若者たち“も水中の食物連鎖では最上位近くにランクされています。トンボは一生の大半をヤゴとして過ごすので、彼らの体内には毒素が蓄積されます。ボランティアは研究者に協力し、体内の水銀蓄積量を分析するためにヤゴを採集します。

最後に、大気中の二酸化炭素が増加するにつれ、海洋はこれまで常にそうしてきたようにガスの大半を吸収します。この海の働きが無ければ、二酸化炭素レベルは大幅に高くなり、気温もはるかに高くなっているでしょう。しかし、水中の二酸化炭素は酸性を強める原因になります。潮間帯とそのすぐ上部に生息する多くの甲殻類にとって海水の酸性化は甲殻が損傷する可能性を意味し、それは、このような生物の生存率の低下に繋がります。酸性化が進むと、生物が持つ捕食者を感知する能力のような重要な行動にも変化を引き起こすことになりかねません。やがて、このようなことすべてが結び付き、海洋生物社会の構造を変えることに繋がるでしょう。

アカディア地域の経済の大半は自然資源と観光に依存しているため、これらの変化は生態学と経済学、両方の面で重要になります。このようなすべての現象の関連性は気候変動にどれほど影響を受けているのかを研究者とスクーディック研究所が解明するのに手を貸してください。

調査地

Acadia National Park, Maine, United States, North America & Arctic

フィールドの日課

Itinerary

This is a summary:

研究者

MEET THE LEAD SCIENTIST

Abraham
Miller-Rushing
Science Coordinator, National Park Service, Acadia National Park

ABOUT Abraham Miller-Rushing

ミラー・ラッシング博士は生物気候学者、つまり長期間におよぶ季節変動を研究している科学者です。彼は、アカディア国立公園で何が起こっているのかを行政機関や一般の人びとに伝えることが、公園を管理していく活動のなかで最も必要とされていることだと考えています。

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宿泊施設と食事

Accommodations and Food