2091

Climate Change

北極圏周辺の気候変動

地球温暖化の最大の影響は北極で観測されるだろうと研究者は考えています。しかし、正確には、その影響とはどのようなものなのでしょう?



THIS EXPEDITION WAS FEATURED IN THE JANUARY/FEBRUARY 2015 U.K. EDITION OF NATIONAL GEOGRAPHIC TRAVELLER.


Voluntourism is reaching new heights and making ‘citizen scientists’ of every day travellers.

The facts

調査の重要性

Why the research is important

Permafrost—ground that remains below 0 degrees Celsius (32 degrees Fahrenheit) for more than a year—holds crucial clues about global warming.

研究者たちは今後数十年の間に高緯度地域で地球温暖化の最大の影響が観察されるだろうと考えています。

地球の地表の24%の下には永久凍土層があり、その中に世界の陸地に存在する炭素の50%が留まっています(炭素は土壌と植物の中に貯蔵されています)。気温が上昇し、永久凍土層が溶けるにつれて有機化合物は分解し始め、二酸化炭素とメタンを排出します。これらの温室効果ガスは地球温暖化の影響を増幅させます。北極の景観は変わり、現在ここに生息している動植物はその変化に適応できないかもしれません。

この調査で焦点を当てる、もう一つの重要な対象が樹木限界線(それを超えると樹木が生息できない境界線)です。気温が上がれば、樹木はもっと北方のツンドラ地帯でも生育できるようになります。樹木にとっては良いことなのでは?しかし、問題はもっと複雑で、ツンドラでは樹木はより厳しい気温と風にさらされ、そこで生き残り、子孫を残すことがより困難になります。

Climate change researchers in the arctic

What do climate-related changes mean for the Arctic?

北極で起きるこのような変化は、そこに生きる人間を含むあらゆる生物種の生活を変えてしまうでしょう。それこそが、現在このカナダ北部の土地と生物種が互いにどのような働きをしているのかを正確に理解しようと、チャーチル北方研究センター(CNBC)の研究者達が必死に働いている理由なのです。ボランティアは研究者の調査に参加し、短期間に膨大なデータを集めるのに手を貸します。ボランティアの活動は、この地域だけでなく世界中の人々が未来を少しでも確かなものにするのに役立つ情報収集に貢献します。

調査地

Churchill, Manitoba, Canada, North America & Arctic

フィールドの日課

Itinerary

This is a summary:

研究者

MEET THE LEAD SCIENTIST

LeeAnn
Fishback
Scientific Coordinator, Churchill Northern Studies Centre

ABOUT LeeAnn Fishback

リーアン・フィッシュバック博士は、北極および北極圏周辺の淡水湖沼の現象を調査している環境地理科学者です。カナダのウェスタン大学博士号を取得しています。マニトバ州のチャーチルに居住して北部地域の野外調査に従事しています。20年以上もこの北部地域に魅せられており、人里離れた場所での生活を楽しんでいます。これまでの10年余り、チャーチル北部研究センターで科学コーディネータをしてきました。また、ウィニペグ大学の地理学教授として、学生の指導にもあたっています。冬の厳しさを楽しむ事が好きで、スノーモービル、スノーシューをしたり、吹雪の日には読書をして過ごしています。

READ MORE +

MEET THE OTHER SCIENTISTS

宿泊施設と食事

Accommodations and Food