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Wildlife & Ecosystems

テキサス州のアメリカシロヅルと沿岸生息地の保全

テキサス州のガルフコースト周辺で絶滅の危機にあるアメリカシロヅルの調査に参加し、この珍しい鳥の越冬地である沿岸湿地生態系に環境の変化がどのような影響を及ぼしているのか、それを解明しようとする研究者に手を貸してください。


The facts

調査の重要性

Why the research is important

Understanding how this coastal ecosystem works ecologically as a Whooping Crane habitat could help scientists and wildlife managers to bring the population of cranes from a fragile 300 to a more stable 1,000 or more.

この種が救えれば、それはアメリカシロヅル自身にとって素晴らしい知らせになるだけでなく、世界中の他の絶滅危惧種を守る取り組みにも大きな励みになります。

Teams conduct vegetation surveys to better understand the Whooping Crane habitat.

Teams conduct vegetation surveys to better understand the Whooping Crane habitat.

体高150cmセンチ、翼を広げると210cm以上にもなるアメリカシロヅルは、北アメリカで一番大きな鳥です。しかし、生息地の消失や無秩序な狩猟、餌資源の欠乏のような人為的要因のせいで、この堂々とした鳥は“絶滅危惧種”に分類されています。今回のプロジェクトは、この鳥と広大な海岸の生態系を幅広い視点で調査するというユニークな生態系を基にした方法で、環境の変化とその結果として生じる生態系の反応がアメリカシロヅルの生息場所、行動、餌の選択にどのような影響を与えるかを調べます。

アメリカシロヅルは、営巣地であるカナダのウッド・バッファロー国立公園から、テキサス州のアランサス国立野生動物保護区へ毎年渡ってきて、ここで越冬します。保護状況を変更(「絶滅危惧種」から卒業)する前に、ツルの総個体数を(現在の約300羽から)少なくとも1千羽まで増やす必要があると生物学者は語っています。しかし、この鳥の健康を守り、個体数を増やすためには、その生息地をよく知り、鳥たちがテキサス州ガルフコースト沿いの複雑な生態系とどのように影響し合っているのかを理解することが非常に重要になります。

現在、アメリカシロヅルは北アメリカで最もよく知られた絶滅危惧種に数えられ、自然への人類の介入のシンボルとなっています。このツルを絶滅の危機から回復させられれば、それは単に保全活動のサクセスストーリーになるだけでなく、世界中の他の絶滅危惧種の保全方法にも大きな助けとなるに違いありません。

調査地

Aransas National Wildlife Refuge, Austwell, Texas, United States, North America & Arctic

フィールドの日課

Itinerary

This is a summary:

研究者

MEET THE LEAD SCIENTIST

Jeffrey
Wozniak
Assistant Professor, Biological Sciences, Sam Houston State University

ABOUT Jeffrey Wozniak

ジェフリー・ウォズニアク博士は水生生態学者で、多様な環境変化に沿岸生息地がどのように対応し、その対応の仕方が絶滅危惧種のアメリカシロヅルにどのような影響を与えているかを明らかにするため、現在、テキサス州ガルフコースト沿いのアランサス国立野生動物保護区の中と周辺で沿岸湿地を調査しています。

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宿泊施設と食事

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