海外調査 - これまでの成果


1971年から世界各地で達成したこと

アースウォッチは環境課題に対応するため、4分野の科学調査を実施しています。野生生物と生態系、海洋保全、気候変動、考古学と文化、という4分野です。ここでは過去の調査の成果を幾つか紹介します。

2011年:コスタリカ – アースウォッチの調査により、肥料を減らして土壌の酸性度を下げれば、コーヒーの収量を最大25%増やすことが可能で、これによって農民一人当たりの利益が$1,200まで増えるとともに、環境改善の効果も得られることが実証されました。

2008年:モンゴル、イフ・ナート自然保護区 – バードライフ・インターナショナルの重要鳥類地区に指定された結果、現在、ここではクロハゲワシとイヌワシの営巣地が保護されています。2009年には、他のモンゴル国立保護区が見習うモデル地区になりました。

1995年:オーストラリア、モアトン湾 – アースウォッチボランティアが海岸の鳥たちの生息環境のニーズと渡りをモニターしていることが、モアトン湾がラムサール条約の “国際的に重要な湿地” として指定されるのに役立ちました。

2011年:トリニダード・トバゴ、マトゥーラ – Nature Seekersはマトゥーラにおけるアースウォッチのパートナーです。彼らがアースウォッチボランティアが収集したデータを利用し、長期にわたって活動を続けた結果、全ての沿岸海域でカメの捕獲が禁止になりました。

2006年:スペイン、アルボラン海 – マイルカの生息数の減少は騒音と水質汚染によるものだというアースウォッチの調査データが国連の国際海事機関に提示された結果、利用する船舶の数が多い航路が変更されました。

1984年:アメリカ合衆国、ヴァージン諸島、セントクロイ島、サンディ・ポイント - アースウォッチボランティアがオサガメの巣の密漁を撲滅し、孵化した仔ガメを救出したことにより、この地域はアメリカ政府によって国立野生生物保護区に指定されました。

2013年:ケニア – アースウォッチ研究者は炭素排出権の資金を利用し、アフリカで最初の地域社会に根差したマングローブ林の保全と土地開発のプロジェクトを立ち上げました。

2011年:インド、西ガーツ山脈 – アースウォッチのパートナーであるHSBCの気候調査員(Climate Champions)が収集したデータが政府当局者に提出され、これを盛り込んだレポートが国連の地球温暖化防止条約へ提出されました。

2007-2008年:カナダ、マニトバ州、チャーチル – アースウォッチの気候変動プロジェクトが開発した積雪の計測手順が、科学的調査の世界標準になりました。

2010年:アースウォッチチームがタイのバンノンワット遺跡の墓地から2000年前の犬を発見しました。その遺体から、この地域の先史時代の人間と環境の関係について新たな事実が明らかになりました。

2001年:アルゼンチン、イスキグアラスト渓谷 – アースウォッチが地球最古の恐竜が眠る化石層を調査したことで、この地域はユネスコ世界遺産に指定されました。

1991年:ナミビア、リホボス – アースウォッチ研究者とボランティアが発見したナミビアの先史時代の文化を伝える人工遺物が余りにも多かったため、それらを収納するためにリホボス博物館が建てられました。